通常Texinfoファイルは,TeXとInfo書式化コマンドの一つの,両方で処理さ れます.行,段落,ページの分割は,出力のどれかで`間違った'場所で発生する こともあります.印刷されたマニュアルとInfoファイルの両方でテキストが正し く見えるように確認する必要があります.
例えば印刷されたマニュアルでは,ページの分割は例の途中で不恰好に発生する かもしれません.これを避けるため,テキストを2ページに分割することから守 るグループコマンドを使用してテキストを保つことができます.反対に,通常発 生しない場所で改ページを強制したい場合もあります.幸い,これらの問題は滅 多にありません.そうするときは,改行や改ページ,改行や改ページ防止,また はページ作成コマンドを使用してください.
改行,改ページコマンドは,行や段落の分割や作成を許可します.
@*
@sp n
@-
@hyphenation{hy-phen-a-ted words}
以下のコマンドは,テキストを単一行に維持します.
@w{text}
@tie{}
Infoはページが無いので,ページコマンドは印刷物のみで適用されます.
@page
@group
@need mils
@*: 改行の生成
@*コマンドは,印刷されたマニュアルとInfoの両方で,強制的に改行し
ます.
例えば,以下のようにします.
この行は@* 2箇所で@*分割されます.
以下を生成します.
この行は 二箇所で 分割されています.
(最初の@*コマンドの後のスペースは,次の行にそのまま運ばれること
に注意してください.)
@*コマンドは,ファイルの著作権ページでよく使用されます.
これは,Texinfoドキュメントのエディション2.0@* それは...
この状況では,@*コマンドは,TeXが醜い方法でページ全体に行を引
き延ばすことを阻止します.
注意してください:
@*コマンドの後にカッコを書かないでくだ さい.それらは不要です.
@*コマンドを含む段落の終りに@refillコマンドを書かないで ください.それは改行の発生後に段落を補充し,改行の効果を否定します.
@-と@hyphenation: TeXのハイフネーションを助けるTeXのハイフネーションアルゴリズムは一般にかなり良いのですが,時々役に 立つハイフネーションポイントに失敗します.(滅多に無いことですが,間違っ たハイフネーションを挿入します.)そのため,通常の語彙のドキュメントや良 く調整された印刷エディションのため,TeX出力を助けたいと思うかもしれま せん.Texinfoはこのための二つのコマンドをサポートします.
@-
@-を含む単語にハイフネーションポイント自身を挿入しません.
@hyphenation{hy-phen-a-ted words}
@hyphenation{man-u-script man-u-scripts}
TeXは,正しく一致した単語のときのみ指定されたハイフネーションポイント
を使用するので,必要な変形を全て与えてください.
Info出力はハイフネーションしないので,これらのコマンドはそこでは意味があ りません.
@w{text}: 改行を妨げる
@w{text}はtextを出力し,text内部での改行を妨
げます.
@wコマンドを,長い名前や文節を行の終り付近でTeXが生成する自動
的にハイフネーションを避けるために使用することが可能です.例えば,以下の
ようにします.
You can copy GNU software from @w{@samp{ftp.gnu.org}}.
以下を生成します.
You can copy GNU software from `ftp.gnu.org'.
改行されないスペースを生成するために@wを使用することも可能で,そ
れは単語内の普通のスペースの幅に修正されます.
@w{ } @w{ } @w{ } indentation.
以下を生成します.
indentation.
@w{ }でのスペースは,改行不可のものと同様に間隔を広くした
り狭くしたりしません.例えば,手動で字下げを行なっている状況がそうしたい
場合でしょう.しかし,単語内に(印刷した出力で)伸び縮みする普通のスペース
が欲しいときもあります.次のセクションの@tieコマンドを見てくださ
い.
@tie{}: 改行されないスペースを挿入する
@tie{}コマンドは,単語内の改行を生じさせてはならない普通のスペー
スを生成します.段落内で使用されるコマンドのように,常に(空の)カッコを続
けて書いてください.例は以下のようになります.
@TeX{} was written by Donald E.@tie{}Knuth.
以下を生成します.
TeX was written by Donald E.@tie{}Knuth.
@tie{}と@w{ }には,二つの重要な違いがあります.
@tie{}が生成するスペースは,段落内の単語内の普通のスペースと一
緒に,わずかに伸び縮みします.@w{ }で生成されたスペースは
変化しません.
@tie{}では周りの単語のハイフネーションが許可されていますが,
@w{ }それらの単語のハイフネーションを抑止します(TeXの技
術的な理由のためで,それが`\hbox'を生成するからです).
@sp n: 空白行の挿入
@sp nのみを含むもので始まる行は,印刷されたマニュアルと
Infoファイルの両方で,n個の空白行の空間を生成します.@spは
段落の分割も強制します.例えば,以下のようにします.
@sp 2
二行の空白行を生成します.
@spコマンドはタイトルページで最もよく使用されます.
@page: 新しいページの開始
@pageのみを含む行は印刷されたマニュアルで,新しいページを開始し
ます.このコマンドは,Infoファイルではページが無いので効果がありません.
@pageコマンドは,著作権ページを開始するため,Texinfoファイルの
@titlepageセクションでよく使用されます.
@group: 改ページを妨げる
@groupコマンドは(単独行で),@exampleやそれに類似した縦方
向に分割不可能なグループを開始するものの内部で使用され,それは印刷物では,
1ページに全体が現れます.グループは@end groupのみを含む行で終了
します.この二つの行はそれ自身出力に現れず,Info出力では効果がありません.
@groupには様々な文脈で概念的な意味はありますが,現在の実装では,
@exampleとその変種の@display,@format,
@flushleft,そして@flushrightのみで確実に動作します.
See section 引用と例. (これら全てのコマンドが共通に持つものは,
入力のそれぞれの行が出力を生成することです.)他の内容では,
@groupは異常な縦の空白を生成するはずです.
この書式の必要条件は,以下のように書くべきだということです.
@example @group ... @end group @end example
このように,@groupと@end groupコマンドを用いて,
@exampleと@end exampleコマンドの中に書きます.
@groupコマンドは例を1ページにまとめるため,最もよく使用されます.
このTexinfoマニュアルには,100以上の例として,@groupと
@end groupで囲まれたテキストが含まれています.
グループの終了を忘れた場合,TeXを実行したとき,奇妙で不可解なエラーメッ
セージを得るかもしれません.これは,TeXがTexinfoファイルの残りを1ペー
ジを書こうとして,大量のテキストを処理するまでエラーメッセージの生成を開
始しないためです.TeXで理解できないエラーメッセージを得る場合,
@end groupが無いところを探すことは,良い経験則です.
@need mils: 改ページを妨げる
@need nのみを含む行は,現在のページの残りがnミル(千
分の1インチ)以下の場合,印刷されたマニュアルで新しいページを開始します.
引数nの周りにカッコを使用しないでください.@needコマンドは,
Infoはページが無いので,Infoでは効果はありません.
この段落は,ページの残りが800ミル(10分の8インチ)以下の場合,TeXに新し
いページを開始するよう伝える,@needコマンドで処理されます.以下
のようにします.
@need 800 This paragraph is preceded by ...
@needコマンドは孤立行(印刷ページの底の単一行)を避けるのに役立ち
ます.
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